正しい買取店の選び方

大切なジュエリーを安心・納得して、高く売る為の正しいお店選び方

・ジュエリーなんてどのお店で売ってもほとんど同じでしょ?
・石は評価しないって聞いたことあるから、貴金属地金の表示価格がいちばん高いお店が、
いちばん高く買い取ってくれるんでしょ?

そんなことはありません。場合によっては、3割も4割も違う場合だってありえます。
高く売るには、まずはお店選びをしっかり行う必要があります。
どんなお店を選べばよいのかを下記の10項目にまとめました。

1.商品の重量は目の前で計量してくれるお店が安心。

まだ売るかどうかを決めていない大切な貴金属を、重さを量るためとはいえ、
見えないところに持ち去られてしまうと不安を感じますね。重さが本当に正しく計量されているかどうかわかりません。
比重値をはかったり、エックス線検査などを特殊な機材を使用して専門の検査を行ったりするなど、
接客テーブルに置けない検査機器を使用する場合は仕方ありませんが、最低限、重量は目の前で確認できるお店を選びましょう。

2.納得、査定の内わけを丁寧に教えてくれるお店。

ダイヤモンドなどの宝石がセットされている指輪やペンダントなどの査定を依頼する際、貴金属でできた土台部分と、
宝石部分がいくらずつ評価されているかを説明してくれるかどうかもポイントです。宝石部分を全く評価しないお店もあれば、宝石の種類やサイズ、品質によって評価してくれるお店もあります。宝石がセットされたジュエリーを売る場合は、
貴金属部分のグラム当たり査定額の高い低いだけでお店を選ばないよう気をつけましょう。

例)15粒で0.50ctの小さなダイヤモンドがセットされた、重さ5グラムのプラチナ900リング。
A店・・・プラチナ900 単価 3,500円×5g + ダイヤモンドの評価(0円) =17,500円
B店・・・プラチナ900 単価 3,200円×5g + ダイヤモンドの評価(5,000円) =21,000円
※ダイヤモンドを評価するB店の方が、差し引き 3,500円高いことが分かります。

もちろん、複数商品の査定をお願いする場合は、
一点一点の商品についてきちんと価格を明示してくれるお店を選びましょう。
「一点一点の商品の査定額については答えられない。」というお店は、信用のおけるお店とは言えません。

3.買取金額ダウン、手数料が発生するお店。

店頭に表示している貴金属の買取価格表や、ホームページにある買取価格が他店より著しく高額であるにもかかわらず、
支払い時に手数料を引かれてしまった、という例を多く耳にします。
お店の条件を同じにするため、手数料の有無を確認し、必ず支払いベースの価格で比較するようにしましょう。

例)18金の重さ50グラムのネックレス。
A店・・・K18 単価 3,500円×50g - 手数料10%(17,500円) =157,500円
B店・・・K18 単価 3,300円×50g - 手数料(0円) =165,000円
※手数料取らないB店の方が、差し引き 7,500円高いことが分かります。

4.ここで差がつくブランド・ジュエリーデザイナーの評価。

カルティエやティファニー、ハリー・ウィンストンなどが、
ノーブランドと同じ「地金 + 宝石」の評価になるわけではないのはご存じのとおりです。
そうした有名ブランドではない場合や、それほど有名ではないジュエリーデザイナーの作品であっても、
コアなファンがいて付加価値性をプラスに評価できる場合もあります。
ブランド名やジュエリーデザイナーによる作品かどうかを確認し、
お店で、プラス評価してもらえるかどうかを確認するようにしましょう。
(石川暢子、梶光夫、水野薫子、岩倉康二、笠原真寿美など)

5.後々役立つ、査定金額の証拠。

すぐ売るつもりはないけど、とりあえず査定価格を聞いておきたい場合や、
他店と価格を比較したりするのに、快く査定表を発行してくれるお店を選びましょう。
査定表をもらえないお店は、後日、お店側の提示する査定価格が変動した場合、
なぜ以前の査定額とちがうのかについて問い合わせることができません。
また、お客様ご自身で査定価格をメモされていても、
「そんな価格は伝えた証拠ない。」などと、お店側が認めないケースもあるようなので気をつけましょう。

6.宅配、来店、出張を活用して激戦区の相場で・・・

今では、わざわざお店に出向かなくても、
宅配便やご自宅への出張での査定もメールや電話で気軽に依頼できるようになっています。
遠方にあるお店の方が高額で引き取ってもらえるのがわかっているのにもかかわらず、
近くにあるお店に依頼する必要はありません。
ご近所のお店で一度査定を依頼して金額を把握した上で、
①競争の激しい地域にある ②商品を扱い慣れている お店に査定を依頼してみましょう。
その際、成約にいたらなくても査定が無料かどうかを確認する必要があります。
もちろん、無料のお店を選びましょう。

7.過剰なキャンペーンに注意。

「今だけ、買い取り金額30%アップ!」
などという大幅査定額アップキャンペーンを行っているお店は、
売る側としては「今だけすごくお得なんだ。」と思いがち。
単純に「○○%アップ!」「1gあたり○百円アップ!」という数字に惑わされずに、
他店と比較して本当に高いのかを調べてから売るかどうかを決めましょう。
本当に高額で買い取っているお店は、キャンペーンを行っていたとしても、
期間は短めで、 アップする金額はせいぜい5~10%程度。
それ以上アップさせるお店は、通常時がとても安いか、年中、キャンペーンを行っているお店
(つまりキャンペーン価格が通常価格)と考えて差し支えありません。

8.自信がないお店ほどせかす?売る・売らないの判断。

数量が多く査定に時間がかかってしまったり、遠方からわざわざ出張査定に来てもらったりした場合、
スタッフにすぐに売るように促されると、ついついその場で手放してしまいそうになりますが、
お売りになるかどうかの判断はお客様がすること。
ムリヤリその場で手放すように促すようなお店は、査定金額に自信のないお店と判断してまちがいありません。
売り渡す意思表示をし、必要書類にサインしないうちは、所有権はお客様のもの。
遠慮なく「少し考えてから、ご返事させていただきます。」とお店のスタッフにお伝えください。
それでスタッフがイヤな顔をするようなお店は、やめるべきです。

9.オンライン査定は、参考程度に。

オンライン査定時に高額な査定額を提示することで来店を促し、
後から理由をつけて買い取り金額を大幅に下げるお店もあります。
実物を見ないでジュエリーを正確に評価することは困難なので、
「事前のオンライン査定金額が高いお店」=「実際の査定金額も高いお店」というわけではありません。
オンライン査定は、最も高額提示したお店に売るために使うのではなく、
候補のお店を絞り込むために使うようにしましょう。
細かく言えば、メールの言葉遣いなどでお店の親切度も知ることができます。
かならず複数のお店で実際に価格を比べてから手放すようにしましょう。

10.次に大切にしてくれる人へ「価値をつなぐ」。

買い取ってもらったジュエリーはどんな運命をたどるのでしょう?
手放すとは言え、長年愛着を持って使用してきた思い出のある品。
バラバラにされたり、溶かされてしまうって聞くと、やっぱり寂しくなるもの。
使用していた痕跡を消し、必要なリペアを施した上で、次に大切にしてくれる方に販売する努力をする、
そんなお店に大切なジュエリーを託してみるのも選択肢のひとつだと思いませんか?
世界中を旅して、デザイナーや職人の手を経て奇跡的にこの世に生を受けたジュエリーの役割は、持ち主を幸せな気持ちにすることです。最初のオーナーを幸せにするという役割を終えたら、すぐに分解されたり、溶かされたりしなくてはならないなんてことはありません。
持ち主を幸せな気持ちにすることができるうちは、そのジュエリーの役割は終わらないのです。
次のオーナーを幸せにすること、それがジュエリーの役割であり価値です。
そして次のお客様へその価値をつないでいくことが、私たちジュエラーの仕事です。

▲このページの先頭へ