「エンゲージリング」といえば真っ先に思い浮かぶのは、爪でダイヤモンドが掲げられた立て爪タイプのスタイルのものだと思いますが、そのデザインを最初に発表したのはあのティファニーです。
計算されつくしたラウンドブリリアントカットのダイヤモンドが、周囲からの光をまんべんなく取り込み、最大限に輝くよう6本の立爪で固定したこのセッティングは、ティファニーの創始者であるチャールズ・ルイス・ティファニーが130年以上前の1886年に発表した「ティファニーセッティング」というセッティング方法で、【リング中のリング】と称されているほどです。
それまでは、リングの中に埋め込まれるようにセットされることの多かったダイヤモンドのリングでしたが、埋め込んでしまうと屈折率の高いダイヤモンドの煌めきの美しさは発揮できません。
そこで、リングよりも高い位置に掲げるように持ち上げ、ダイヤモンドの側面からもふんだんに光を取り込むことで、ダイヤモンドの輝きを表現するときに、用いられる3つの キーワード
ブリリアンス(ダイヤモンド独自の白い輝き)
ディスパーション(プリズムの様に虹色に輝く彩り豊かな光)
シンチレーション(ダイヤモンドのクラウン部分のキラキラした煌めき)
の美しさを極限までに引き出し、その美しさと魅力を存分に感じられるのです。
凛としたシンプルさ、ノーブルなたたずまい。
ダイヤモンドが浮いているように見えるソリティア(1粒石)デザインは、130年以上を経た現在においても、愛の象徴として世界中のカップルに愛されています。
婚約指輪としてスタンダードとなったティファニーセッティングですが、そのシンプルさゆえ、様々なシーンやファッションにも合わせやすいデザインなのです。
Vラインのリングとの重ね着けや、ほかの指のリングとの相性も抜群で、かしこまったお出かけや、ハレのシーンだけではなく、カジュアルシーンにおいても、ダイヤモンドのシンプルな美しさが、女性らしさや気品を添えてくれます。
もちろん、作業時や服への引っ掛かりなど、気を配らなくてはならないこともありますが、着け外しのちょっとした面倒も、ダイヤモンドの煌めきを身に着けるためと思えば、さほど気にならなくなるのではないでしょうか。
せっかくのダイヤモンドの魅力をリングケースの中だけにしまっておくのは、もったいないですよね。
ぜひ、多くの機会にお楽しみいただきたく思います。
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