「椿」といえば日本原産で、古来から山野に自生し、その美しさはもとより、食用や化粧品、椿油などにも用いられ、日本人にはなじみ深く親しまれてきました。
寒い冬でも、凛としてつつましやか、そして華やかに咲く姿は、印象深い美と強さを感じさせてくれます。
そんな椿の花が、世界中の憧れのファッションブランドのアイコンとして咲き誇っています。
それがCHANEL(シャネル)のカメリアコレクションです。
シャネルのカメリアモチーフはあらゆる形にデザインされ、ジュエリーや小物、クチュール、シューズなど様々なアイテムで展開され、ラグジュアリーな中に女性らしさが感じられ、世界中の様々な層の女性から高い人気を得ています。
椿は、18世紀ころに園芸用としてヨーロッパに持ち込まれ上流階級で流行し、その後19世紀のオペラ「椿姫」で広く知られ人気も定着したそうです。
20世紀初頭にフランスで育ったシャネルの創業者「ココ・シャネル」は、女性に強いられる窮屈で堅苦しいファッションやものの考え方になじまず、「女性の自立」「当時の女性らしいファッションからの解放」を強く望んでいました。
椿の花の1枚1枚の花びらが持つエレガンスと美しさ、力強さは、そんなシャネルの思う女性像とリンクしてとてもシンボリックだったのでしょう。
実際にシャネルは、コルセットの必要のない服、ショルダーバッグ、ジャージ、リトル・ブラック・ドレスなど、女性が心地の良いファッションを創造しました。
シャネルのジュエリーの公式ページのカメリアコレクションの紹介にはこうあります。
『見せかけではない。シャネルのカメリアの花、それは、単なる花ではありません。
自然が生み出す唯一無二の色香を纏い、多彩に花開く、自立と反逆精神のシンボル。
とらえどころのない女性の心の内を体現します。』
椿の花言葉には「永遠の愛」「誇り」「至上の美」などがあるそうです。
カメリアコレクションには、美しく誇らしい強さ、その中にも優し気な柔らかさも感じられる、
シャネルが願う輝く女性イメージへのこだわりが詰まっているのですね。
残された写真に写るココ・シャネルのまなざしは、美しく気高く凛とした力を宿しています。
憧れのブランド「CHANEL」の現在の人気はご存じの通りで、またココ・シャネルもその生き方、そして数々の魅力的な言葉を残したことでも人気があります。
その言葉には、彼女の持つ内面の強さと愛らしさ、知恵や美意識が散りばめられています。
その中の一つをご紹介させていただきます。
『美しさは女性の「武器」であり、装いは「知恵」であり、謙虚さは「エレガント」である。』
そんなシャネルの願いがデザインとして昇華したカメリアコレクション。
ぜひその魅力をジュエリーで感じてください。
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